MESSAGE
ご挨拶
はじめまして、加藤由香里と申します。
私はハウスクリーニングを13年、クロス職人として3年、それぞれ経験をしてきました。
内装工事もハウスクリーニングも全ては現場の職人次第です。
顧客の要望に寄り添い、顧客の期待を越え、顧客が心の底から喜んで貰えるような施工がなされる為には、責任感と技術力を持ち合わせた職人の存在が必須です。
今、職人になりたいと思う若者が激減しています。
建設業の65歳以上の就業者は、2009年は8.1%でしたが、2019年には16.4%に上昇しており、この10年間で急速に高齢化が進んでいます。
また45~54歳の割合が24.8%で、建設業において45歳以上が占める割合は建設業全体の60%に達しています。
一方、25~34歳の若手層は、2009年の18.8%から2019年には13.2%までに低下しています。
その弊害として”体力だけあれば誰でも良い”という採用が優先されがちです。
想いの無い職人は、現場に対する責任感が希薄です。
責任感が希薄な職人は、自身の技術力向上に無関心です。
責任感と技術が未成熟な職人による手抜き施工で、結局は損をしてしまうのは施主様になります。
幼いころから父に
「ゆかりのおじいちゃんたちはすごい大工さんだったんだよ」
と聞いて育ちました。
そして職人だった父の背中を見て育ちました。
ずっと憧れを持ったまま社会人になりましたが、どうしても現場に
ハウスクリーニングをすることで、先輩に現場の他の仕事やノウハ
現場を納めて
「綺麗になって嬉しい」
「ありがとう」
と言葉をかけてもらう度により現場にのめり込んでいきました。
2023年、一人親方として限界を感じ仲間と会社を立ち上げるこ
私の高祖父加藤忠五郎は、北海道の小樽区公会堂、旧北海道銀行本店、小樽住吉神社、などを施工した大虎組という大工の棟梁でした。
小樽区公会堂を施工する際、高祖父加藤忠五郎は、京都、奈良の神社、仏閣などをくまなく視察したようです。
交通機関が発達していない当時を思うに、高祖父の苦労は身内ながら大変なものだったのではないかと思いました。
引用 http://www.ogasawara.oswb.net/archives/27768
おそらく遺伝だと思いますが、私自身、建築現場や現場作業が好きでたまりません。
そして職人という生き方に誇りを持っています。
会社を立ち上げる前に、私は小樽市にある高祖父加藤忠五郎のお墓参りをしました。
墓石には加藤の名前が刻まれておらず、観音様が建っていました。
当時、大虎組で働いていた身寄りのない職人さんたちも加藤家のお墓に埋葬されているとお寺の住職さんから教えてくれました。
「高祖父加藤忠五郎の名に恥をかかせないよう、一意専心で原状回復工事に取り組んでいきたい」
その時、私は固く決意しました。
技術と責任感のある職人に施工してもらうことで施主様やお客様に喜んで頂き、同時に施工した職人にもやりがいと生きがいを感じて貰いたいという想いが、株式会社スタートゼロの理念・想いです。
何卒、ご支援ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます
スタートゼロ
代表 加藤由香里